不妊手術は子猫が生まれないようにするための手術です。

オスは精巣を メスは卵巣を摘出します。

妊娠して日数が経っている場合は卵巣と子宮を摘出します。


手術は全身麻酔をして行います。

貧血や内臓に異常がある場合は全身麻酔の影響で死んでしまう可能性もありますので 健康診断と血液検査が必要です。


入院時には伝染病予防のためのワクチンとノミ予防が必要です。

手術は予約が必要です。手術当日は入院して 翌日以降に退院できます。


手術は100%安全ではありません。全身麻酔は心肺機能や血圧などに影響し 生体機能が低下します。 若くて健康であれば 手術後に自然回復しますが 自力回復の力が弱い子も多くいます。 万一に備え 熟練したスタッフ 良い麻酔薬と麻酔機械 血液酸素濃度測定計や心電図計などの生体モニターを使用することによって麻酔事故ゼロを目指しております。


ご心配なことやご質問などあれば術前にご相談下さい。


写真説明;

(左:麻酔モニター)心電図、呼吸、血圧、体温、血液ガスなどを手術中にモニターすることで、より安全な手術ができるようになりました。

(右:血液検査機械)貧血、白血球、血小板、肝臓、腎臓機能などが病院内で測定できることで、より安全な手術ができるようになりました。

不幸な命を増やさないために不妊手術をしましょう


飼主のいない猫の手術




飼い主のいない猫は 栄養状態が悪かったり 病気を持っていたりします。手術後も屋外にいるため 傷口に細菌が入ったりして 化膿しやすくなります。


人になれていない猫は術前の健康診断も難しく 血液検査もコストなどの理由でできないことが多いです。


飼主のいない猫の手術は

飼い猫の手術よりも

リスクが高いといえます


だからといって

不妊手術をせずに無責任なエサやりだけをすればすぐに妊娠して子猫を生んでしまいます。子猫は処分されるためだけに生まれてくるのではあまりにも不幸です

















 

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